Dahicaの商品作り

Dahicaの得意とするモチーフはなんといっても具象物ですね。
動物であったり植物であったり。
つまるところ大きなくくりで言えば“生きている”ものってことですね。
貴金属という硬い素材の中で、いかに”生“を作り出せるか。
どうしたらその者の生命感や表情を表現できるのか。そんなことを常に追い求めているんだと思います。

人の目と脳というものはとても優秀で、はっきり言えなくても、人に“違和感”を感じさせるんですよ。
その違和感を可能な限り取り除くためには、時に30倍まで拡大して削ったり盛ったりしてます。
普段でも7~10倍には拡大して作っています。正直、そんな細かいところは、肉眼では誰も見えないんです。
でも人の目はその細かい部分の差をはっきりと違和感として感じてしまうんですよね。
「神は細部に宿る」という格言があります。
私の作業理念も一つ、その言葉が当てはまるかと思います。

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